旅の思い出とその意義についてお聞きするインタビューコンテンツ。今回はアメリカ にお住まいの 三和一善 さんにお仕事に対する思いや世界旅行の思い出について伺います。

アメリカ でバックオフィスサポートサービスの会社を経営する 三和一善 さん。



三和一善 さんの場合、旅のきっかけは、海外で出会う人々の、思いも寄らない価値観に影響されることが多いといいます。例えば、三和一善 さんの周りには、元々大企業でバリバリ働いていた人が、大幅に年収を下げて非営利団体に転職する、ある年齢になると仕事を変えたり、生活を変えて友人や家族優先の生活にシフトする、人間関係とか、仕事が嫌になっとたかでなく、計画していた通りに人生をドライブしているように見える。なぜか多くの人々が自分の生き方に誇りを持ち、若い頃からしっかりと人生をデザインしているように見える。皆と同じように生きることに安心感を抱く日本人的な発想からは、違和感というよりも、羨ましく感じると言います。既存の考えを少しでも変えて、自分の人生のヒントになればと思うことが三和一善 さんにとっての旅のきっかけだと言います。



三和一善 さん:旅の中で得たものはたくさんあリます。訪れた先々で自分の中にあった既成概念が覆された経験は多いですね。



例えば?



三和一善 さん:例えばイスラム諸国のイメージ一つを見ても、理解が大きく変わる。特に欧米では報道を通じ、我々にはイスラム諸国は安全でないようなイメージが植え付けられている。しかし実際イスラムの戒律一つを見ても人が安全に、平和に暮らせるようにデザインされているものだと理解できます。

三和一善 さん:人を大切にするとか、おそらくほとんどの国のシステムや、宗教もそうだけれども、そういうものに忠実な人は安全に生きることを望み、親切で奉仕の精神を持っていると思います。欧米の価値観とは違い、例えばアフリカなどもそうですが、決してかわいそうな国ではない。パワフルだし非常に能力も高い人が多い。ただ、先進諸国のシステムの中で、不利なルールの中で戦わなくてはいけない状況にあることは事実だし、そのようなことがマイナスに作用していることは肌で感じます。





そんな経験を通じて、三和一善 さんは色々な価値観に接していきたいという。違う世界の側面を見て、自分の中でバランス感として生かしていきたい。特にアメリカ という多民族国家に生きる中で、多様性を自然なバランスで身につけることは重要だと感じている。



三和一善 さんにとって観光名所をまわるのは面倒臭いと言います。一通り見ると、その土地の実際の生活を見てみたいと思うそうです。この地で触れたいものが何か、というテーマを持つ方が断然楽しいと言います。多くの国を訪れたのに、なぜか車で行ける距離にある隣国のメキシコには一度も入ったことがないという三和一善 さん。絶対次の機会には行ってみたいそうです。

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